おはなし絵本クラブ
新春スペシャルインタビュー 岸田 今日子さん このサイトのご利用方法 入会はこちらから よくあるご質問
おはなし絵本クラブ > スペシャル企画 >

絵本なわたし 岸田今日子さん インタビュー

サイトマップ
ボーダー
角
絵本なわたし 岸田今日子さん インタビュー
岸田 今日子さん
新春スペシャルインタビュー 岸田今日子さん
(撮影:長坂 芳樹/取材・文:柴田 こずえ)

第1回
「自分に向かって書いている人がいる」 涙が出るほど感動しました。


岸田今日子さんが絵本をお好きなことは、とてもよく知られています。絵本の朗読のお仕事もたくさんされ、ご自身で童話や絵本の文章を書いていらっしゃいます。まずは岸田さんと絵本の出会いから伺いました。

「私が小さい頃は絵本なんてそんなになくて、童話は読みましたけど、早くから大人の本を読んでいました。絵本というものはずっと忘れていたんです。10代の終わりのことだと思いますけれど、フランス語を教えてくださっていた内藤濯先生という方が「今度、これを訳すんですよ」って『星の王子さま』を見せてくださった。お訳しになったのを読んだとき、とても驚きましたね。絵本とはいえないかもしれませんが、「こういうものが世の中にあるのか」って。大人や子どもというものを越えて、自分のなかに向かって書いてる人がいるんだということを知って、涙が出るほど感動しました。それで本屋さんの子どもの本売り場へ行ってみたら、これがもう花盛りになってて、児童文学や絵本の中で好きになれそうなものを夢中になって探して。その頃の絵本はどんなのがあったかしら・・・。『こねこのぴっち』とか『ブレーメンのおんがくたい』とか。

岸田 今日子さん子どもが生まれた時はもう、家には絵本がいっぱいありましたので、自分の本なのか子どもの本なのか区別がつかないようでした。子どもに読んであげるのも、自分の好きな本ばっかり。私、わがままですからね(笑)マリー・ホール・エッツなんかも大好きだったのでずいぶん読みましたよ。『もりのなか』の続きの『またもりへ』というのを読んだ時にね、絵本のなかでお父さんが「おまえのようにわらってみたいよ」って言うでしょ。私は大人だから、お父さんが言おうとしている「もう子どもみたいには笑えない」っていう意味がとてもよく分かって涙が出ちゃったんですけど、子どもはお父さんだって笑えるのにと思うでしょうね。同じ本でも大人と子どもが違うところで面白がるんだ、ってその時に思ったのを覚えていますね」

岸田さんの心に留まった本
『星の王子さま』
 サン=テグジュペリ (著) Antoine de Saint‐Exup´ery (原著) 内藤 濯(訳)
『もりのなか』『またもりへ』(福音館書店)
 マリー・ホール・エッツ(文・絵) まさき るりこ(訳)
第2回 「好きなものを声にだして読むって、すてき」 はこちらから
第3回 「最初に感じたことを、そのままふっと出す」 はこちらから
 
ボーダー

H.C.アンデルセン生誕200年アジア事務局推薦サイト

世界名作劇場特集

おはなし絵本今週のおすすめ

ぼく おかあさんのこと…

ぼく おかあさんのこと…

「ぼく おかあさんのこと、きらい」「だって、すうぐ おこるし、マンガ みせて くれないし…」、...続き>>

おはなし絵本クラブ トピックス

  • おりがみ
  • こども動画
  • おはなし絵本クラブで読み聞かせ
  • 青空文庫