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ナレーターに聞く わたしのアンデルセン

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アンデルセン生誕200年記念特集
ナレーターに聞く わたしのアンデルセン
日野由利加さん

偶然手にしたもの、それがアンデルセンでした
アンデルセンのお話に登場するお姫様のような、日野由利加さん。日野さんは、幼少の頃は絵本で、小学生、中学生と成長するにつれて、児童書や文庫本でもアンデルセンの作品を読んでいました。「アンデルセンだから」と意識したわけではなく、知らず知らずに手にとっていた作品の数々。アンデルセンの作品にご自身の思い出を重ねながら、懐かしそうに話してくださいました。

日野由利加さん
マイベスト・アンデルセン

野の白鳥 野の白鳥
アンデルセンの作品の中で最も好きなのは『野の白鳥』です。どんなことがあっても色あせない美しい心、兄弟愛のすばらしさを教えてもらったような気がしますね。一番好きなシーンは、お日様が沈む前に、おにいさんたちが必死で飛び続けるところ。エリサをつれているので、なかなか進めないんです。その様子がとてもいじらしくて感銘を受けました。
はだかの王さま
他の作品と違って、笑いながら読んだ記憶があるのが『はだかの王さま』。騙されているともしらずに、本当に裸で歩く王様。しかもそれが淡々と描かれているから、とてもおもしろかったんです。発想のおもしろさに「これもアンデルセンなの?」なんて思いました。でもあらためて読み直してみると、ピリ辛ですよね、このお話。これは大人になってから思ったことですけど(笑)
はだかの王さま



アンデルセンの絵本を読んでくださる皆さんへ

アンデルセンの絵本をめくり、ナレーションをしながらよみがえる当時の思い出。幼い頃の私にとってアンデルセンのお話は、神秘的だったり、ときには衝撃的な結末だったり、「どうしてこうなっちゃうんだろう」と疑問を持つこともありました。でもそれほどまでに印象が強く、いろいろな考えを持てるお話なんだと思います。

一度読み終えて、ストーリーを心で感じることができたなら、次に読むときは、「主人公が入れ替わっていたら」とか「悲劇がもしハッピーエンドだったら?」なんて、違った視点からお話を読んでみてはいかがでしょうか。違った視点で読むと、新たな発想を持つことができると思います。ぜひお子さんと、読後の感想を話しあってみてはいかがでしょうか。


【プロフィール】
文化学院大学部文学科演劇コース卒業。昴演劇学校を経て、昭和62年より劇団昴に在籍。
舞台女優としてばかりではなく、映画、TVなど幅広く活躍。また、吹き替えにおいては、映画のヒロイン役を中心に、アニメまでこなすという実力派。
主な作品として、DVD版の『タイタニック』のローズ(ケイト・ウィンスレット)、『風と共に去りぬ』のスカーレット・オハラ(ヴィヴィアン・リー)から、人気海外TVドラマ「ビバリーヒルズ青春白書』のバレリーなど。



日野由利加さんのナレーションで楽しむアンデルセン
みにくいあひるの子
みにくいあひるの子
文:角野栄子
絵:ロバート・イングペン
野の白鳥
野の白鳥
文:角野栄子
絵:バーナデット・ワッツ
ナイチンゲール
ナイチンゲール
文:角野栄子
絵:太田 大八
 


アンデルセン生誕200年記念出版「アンデルセンの絵本シリーズ」は、小学館より発売中です。
写真提供:Odense Bys Museer

 
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