「あたりまえ」ではないのです
2005年6月2日掲載
この絵本を読み終えて、「空気のような存在」という表現が頭に浮かびました。存在するのが当たり前だからこそ、失うことへの危惧の念すら抱きませんが、実は、失ってはじめて失くしたものの大きさに気づかされるのです。それはものや人間関係だけではなく、身近に存在する自然にとっても同じこと。自然破壊、環境汚染が深刻な状態に陥る地球では、空気も水も当然という考えは通用しないのです。
人気のジェイクが登場する『空気はだれのもの?』は、自然環境について考えさせられる葉祥明さんのメッセージ絵本です。空気、水は誰のものでもないということ、人間のエゴによる環境汚染が進んでいること、あまりにも悲しい事象に暗澹たる未来を予感させますが、希望の光をあたえてくれるのが、ジェイクと空気の精の存在です。
とてもピュアで優しいジェイクが私たちを救っているような気がします。
葉さんのDVD新作が発売になりました!
ジェイクの優しさに包まれる「白い犬のジェイク」、ハチドリのはちぞうに癒される「ぼくははちぞう」のDVDをぜひご覧ください。
■「白い犬のジェイク」と「ぼくははちぞう」DVD情報は
こちらから
■葉 祥明さんのホームページはこちらから
【葉 祥明さんのおはなし絵本】
『空気はだれのもの?』
『ジェイクと海のなかまたち』
『ジェイクのむぎわらぼうし』
『ジェイクのクリスマス』
『あの夏の日』
|