心に灯をともす感動のストーリー
2005年5月19日掲載
アンデルセンの定番中の定番といわれる『マッチ売りの女の子』は、1848年、アンデルセンが43歳のときに出版された「新童話集 第二巻第二集」に収録されています。この作品の原画は、デンマークの画家J・T・ルンビーによって描かれたもので、アンデルセンが生涯で一度だけ、絵に触発されて書いた物語ともいわれています。
今回おはなし絵本クラブのハイパー絵本としてご覧いただく『マッチ売りの女の子』を描いたのは、「ころわんシリーズ」でもおなじみの黒井健さんです。柔らかな優しいタッチで描かれるマッチ売りの女の子は、黒井さんの優しさに包まれているよう。心に温かな灯をともしてくれます。ナレーションは、おはなし絵本クラブ初登場の松島トモ子さん。いつまでも変わらない松島さんの可憐な声は、マッチ売りの女の子の純真さを引き出しています。
大晦日の夜、マッチを売るために寒さをこらえて雪の中を裸足でさまよう女の子。すべてに耐え切れず、マッチの灯りに夢を託して最期を迎えます。あまりにも不憫な女の子のお話ですが、最後の1ページを読み終えたときに、悲しいだけではなく、幸せについても考えさせられます。様々な思いがめぐるアンデルセンの名作、ぜひ親子で一緒に味わってください。
■アンデルセン特集ページも合わせてご覧ください。
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