個性が光る 亜細亜的感性
2005年3月24日掲載
西洋の伝承言葉遊びでありながら、世界中で親しまれ続けるマザーグース。マザーグースを知らなくても、「London Bridge」「Ten littel Indians」というタイトルを聞けば、幼い日の記憶がよみがえるはずです。
おはなし絵本クラブ初登場のマザーグースは、絵本作家でもあり、クリエイターのYOUCHAN(ユーチャン)さんが猫をモチーフにしたお話を集めて翻訳、イラストを描いたものです。YOUCHANさんは、イラストレーション、Flashアニメーション制作のほか、Shockwaveコンテンツ、CD-ROMなどを手掛けるほか、書籍や雑誌などメディアを超えて、世界中で活躍するクリエイターです。
なんとこの絵本、最初に出版された国は台湾!『猫 Cat -Cattish Nursery Rhymes-』として台湾語で読まれることになります。英語、台湾語、そして日本語となり、日本での出版も決定しました。当初は1冊10ページ程度で、手のひらサイズの豆本でしたが、マザーグースの奥深さと台湾という国のおおらかさも手伝って(!?)いつのまにか100ページを超える超大作に! 絵本の判型(サイズ)も大きくなったということです。
「アジア人から見た西洋文化を、アジア人になりに楽しめれば」というYOUCHANさん。英語と日本語訳を比較していただけばわかりますが、子供の頃の感覚を大切にした日本語訳は、とにかく彼女のセンスが光ります。
取り巻く環境や感性によってマザーグースは、いろいろな捉え方ができるお話ですので、この絵本をきっかけにして、それぞれのマザーグースの楽しみ方を見つけてみましょう。
◇YOUCHANさんのホームページはこちらから
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