影の立役者
2005年3月10日掲載
ハイパー絵本づくりにはたくさんのスタッフが関わっています。絵や文章を描く作者の方はもちろんのこと、絵本にあわせた演出を考えて、動きや音楽、ナレーションをつけたりなど、それぞれのエキスパートたちが力をあわせて、1冊のハイパー絵本が完成するのです。
今回はエキスパートのひとり、星野隆さんについてご紹介します。『ないしょないしょ』『こそどろこそべえ』そして『いそがなくっちゃ』の3作品の細やかな演出をし、『こそどろこそべえ』では粋なナレーションをしてくださった星野さんは、演出家、プロデューサー、ダンスディレクターなど多くの肩書きをお持ちです。
1959年、シャーリー・マクレーンがプロデュースするSHOWでラスベガスで初舞台にあがり、その後めきめきと才能を発揮されました。アメリカから帰国後、星野隆ジャズバレエ団を設立。日本に初めてジャズダンスを紹介したのも星野さん! 日本において、ブレイクダンスをはじめ、今日のヒップホップの基礎を築きあげ、ラテンダンス、アルゼンチンタンゴ、サルサなどの草分けとしても知られています。また、各TV局での振付、日劇、国際劇場、松竹歌劇団(SKD)、美空ひばりさんのコンサートなどの振付もされています。
1980年、劇団サムシングを設立。サンシャイン劇場、パルコ劇場、博品館劇場、シアタアプル、東京芸術劇場などで、ミュージカルを公演。その全ての作、演出、振付、作詞、作曲を手掛けているほか、児童劇団「タムタム」を設立し、NHKのTV番組「お〜い、はに丸」の主演、羽生愛(すみれちゃん)を中心に「のっぽさん」もゲストに加え、全国を巡演。子供ミュージカルの先駆けでもあります。
2000年、ダンス&ミュージカルへの貢献、理論「身体の軸の正しい作り方」などで、日本文化振興会より国際アカデミー賞を受賞されるという快挙も成し遂げた星野さん。このように素晴らしい影の立役者に支えられて作られたハイパー絵本。ぜひ、絵本の奥付(最終ページのスタッフ掲載部分)までご覧ください。
|