ジェイクは、葉さんの分身?
2004年11月11日掲載
絵本を読んで、元気になったり、生きるヒントを見つけたり、そんな経験はありませんか?
葉祥明さんの絵本には、不思議な元気の素がたくさんつまっているようです。書店の絵本売り場や、葉さんのギャラリー、ショップで、たくさんのファンの方、特に女性をお見受けするのは、そのせいかもしれません。
絵本を通して、子どもや女性、動物など地球に生きる、生命への慈しみを紡ぎ続けていらっしゃる葉さん。そんな葉さんの原点ともいえる絵本があります。『ぼくのべんちにしろいとり』。1981年、葉さん24歳のときの作品です。この絵本はまた、葉さんの人気キャラクター、ジェイク初登場の舞台でもあります。
『ぼくのべんちにしろいとり』で、仲間とはぐれた「しろいとり」がみんなのもとに戻れるように応援するジェイク。今回ご紹介する「ジェイクのクリスマス」では、世界中の子どもたちに、クリスマスプレゼントを届けます。そのプレゼントは、笑顔や勇気、そして夢。
このジェイク、葉さんの分身のような気がしませんか?
ジェイクをみていると、葉さんのこんな言葉が聞こえてくるようです。
「ジェイクの生活の場は、公園や街ですが、人間は全然登場しません。ジェイクと関わりをもつのは、小鳥やリスといった小さな生き物や、人間の目には見えない自然の精霊たちです。しかし、このクリスマスの絵本には、珍しく人間の子どもが出てきます。大人によって支配され、その運命を左右されがちな存在こそ、心安らかに、幸せに生きていってほしいと、私は切に願っています。
どうぞ、弱い立場の世界中の子どもたちのことを、心に留めておいてください。そして、彼らのためにサンタクロースになってください」
(「『ジェイクのクリスマス』に寄せて」より)
「ジェイクのクリスマス」、この絵本は、葉さんから大人たちへのプレゼントかもしれません。
■葉 祥明さんのホームページはこちらから
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