ふしぎなボールに隠れた親心
12月9日掲載
ハルちゃんがずっと乗りたかったふしぎなボール。
ボールとともに不思議な世界に引き込まれる一方で、ハルちゃん、お父さん、お母さんそれぞれの気持ちを感じ取ることのできるお話が『ハルちゃんとふしぎなボール』です。
この作品が初めての絵本作品となる、グラフィックデザイナーの伊東浩司さん。ご自身もお子さんをお持ちで、実は、ハルちゃんのお話の発想は、お子さんの自転車の練習がきっかけになったそうです。
お子さんが自転車に乗れるまで、ずっと一緒に付き合っていた伊東さん。なかなかうまく乗れなかったけれど、ある瞬間、ペダルをこいだ娘さんを目の当たりにしました。
達成感を共有できたことの嬉しさを覚え、こうやって子どもは成長していくのだなぁと思うと感慨深いものだったそうです。その一方で、なんともいえない寂しさもあったとか。
伊東さんの揺れる親心は、作品のちらっと見え隠れしているのかもしれません。きっと、子育て中のパパとママにも共感できるのでは?
何気ない出来事に感動できるすばらしさ、この作品を通して味わってみてください。
伊東浩司プロフィール
グラフィックデザイナー
1965年生まれ。
2001年までK2(長友啓典氏・黒田征太郎氏のデザイン事務所)に所属。
以後、フリーランスとして活躍中。
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