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矢玉 四郎・作 岩崎書店 |
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おおかみらしくないおおかみ、「じろきち」
8月20日掲載
先週ご紹介した、『おべんとうのえんそく』とは全く違う、矢玉ワールドの登場です。
その代表作『はれときどきぶた』と同時に出版が決まったというこの絵本。木版画で作られた非常に贅沢な、絵本でもあります。当時、生まれたばかりのお嬢さんを横に寝かせ、版画に没頭された日々。後にも先にも、あんな贅沢な創作の日々はなかったとおっしゃる矢玉さんは、この作品に対する思い入れも強く、ナレーション収録に立ち会われた際も、「じろきち」のキャラクター作りに非常にこだわっていらっしゃいました。
絵本ではたいてい「悪役」で登場するおおかみ。でも、「じろきち」は違います。確かにおおかみらしく(?)、最初は迷子の女の子を食べてしまおうと考えますが、まんさくとっつぁんの言葉に従い、その子を大事に育てるうちに…。
なんとも三枚目で憎めない「じろきち」、ナレーションからそのキャラクターを感じとっていただければ、矢玉さん、ナレーターの吉見さん、そして制作スタッフの意図は、大成功なのですが…。
是非、お子さんと一緒に、おおかみらしくないおおかみ、「じろきち」に会ってやってください。
矢玉四郎さんのホームページはこちらから
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