今まで感じたことのないうれしさ、不安やとまどい・・・。
きょうだいができて揺れ動く「おねえちゃん」の気持ちを、あたたかみのある色づかいで描いた絵本が『わたしはおねえちゃん』です。
このシンプルなタッチと色づかい、ご記憶の方も多いのでは? そうです。この作品の作家は、あの荒井良二さん。以前、おはなし絵本クラブでもご紹介した『ユックリとジョジョニ』『うそつきのつき』でもおなじみの絵本作家です。
この作品で特徴的なのは、「赤」「青」「黄色」という色づかい。おねえちゃんの気持ちの変化が、色の背景とリンクしていることに注目してください。「姉らしくしっかりしなくちゃ」という気負いと「お母さんに甘えたい」という裏腹な気持ちが、ページをめくるたびにひしひしと伝わってくることでしょう。「おねえちゃん、がんばれ!」と応援したくなるようなシーンも。
ぜひ、お父さん、お母さんに読んでいただきたい1冊です。
荒井良二さんのホームページはこちらから