|
 |
 |

このコーナーでは、ポポタムさんの絵本日記を一家の出来事とともに、ご紹介しています。
毎週たくさんの絵本が登場しますので、欠かさずチェックしてくださいね!
それでは、さっそく今週の日記をのぞいてみましょう。 |
 |
 |
 |
 |
 |
| |
Illustration by Daniel Hashima |
|
|
 |
 |

|
 |
卒業シーズン。プースケの通う小さな保育園でも、「旅立ちの会」という卒園プログラムの準備が始まった。旅立つ子どもたちにむけて、全員の親がメッセージカードを書き、それと保育園で過ごした間の写真を貼り込んで、オリジナルのアルバムを作る。ぼくはここ数年、カードを顔の形に切り紙して、そこにメッセージを書いている。でもカードを切ってメッセージを書こうとして、ちょっとまずかったかもと思った。今年の3人はみんな怖がりだったんだ。不気味かな? とピイコに相談すると、「あー大丈夫大丈夫。とーちゃんに似てるよ」

|
 |
 |
 |
|
 |
 |

『のびのびのーん』
川上隆子=作
アリス館 |
 |
ネコが窓から外に出て立ち止まり、ゆっくり伸びをしている。少し前なら、そそくさとどこかへ駆け出して行っていたのに、今日は伸びのあとのんびり一歩二歩、歩き始めた。背中が、まだ眠たそうに見える。今日はまだ外へ出ていないけど、外はあったかいんだな、と分かる。

|
 |
 |
 |
|
 |
 |

『あかずきん』
グリム童話=原作
天沼 春樹=文 赤羽 みわ=絵
おはなし絵本クラブオリジナル
|
 |
プースケ耳鼻科へ。「これよんで」と 赤ずきんちゃんのアニメ絵本を持ってきた。へえ、そういえば赤ずきんちゃんのお話を読むのはじめてかも……と思いながらページをめくると、すぐに名前が呼ばれて診察室へ。少しもグズらなかったのを先生にほめられて上機嫌のプースケ、絵本のことはすっかり忘れて受付のお姉さんに愛想をふりまいていた。

|
 |
 |
 |
|
 |
 |

クツからもお話が読める。
|
 |
「これ、おぼえてる?」プースケの保育園の保育者が見せてくれた小さなクツ。倉庫を整理したら出てきたという。プースケがまだ1才の頃、保育園のみんなで近くの森の落ち葉の中で遊んでいるうちにクツが片方なくなってしまった。そのとき5才だった女の子が「きっとカラスのお母さんが持って行っちゃったんじゃない?」と言ったことからお話が発展。どんぐりを集めてアクを抜いてすりつぶして、カラスの子の誕生ケーキを焼いて……という子どもたちの物語を劇にして、卒園式で演じたのだった。このとき赤ちゃん役で出演したプースケがはいていた、もう片方のクツがこれ。そんなふうにして、森の中でお話が生まれるんだなあと思った。

|
 |
 |
 |
|
 |
 |

枕元本。 |
 |
晩ご飯を食べ終わったあと、プースケはぼくのひざに頭をのせて眠ってしまった。そのまま布団に移動させて新聞を読んで、一人でお風呂に入って、そして布団の中で舞城王太郎の本を読むのだ。舞城王太郎の本は、現代に生きる子どもがいかに日常をサバイバルして行かなければいけないかという厳しい現実を描いていると思う。そして、子どもは大事に厳しく育てられなきゃいけないんだ、ということを強く再確認させられる。大事にする、尊重するというのは、甘やかしや過保護とは違う。下手な干渉をしてスポイルしないことのほうが大事なのだ。

|
 |
 |
 |
 |
※ポポタムさんへ励ましのおたよりやメッセージをお待ちしています! |
|
 |
 |
| ※当サイトに掲載された画像・情報の無断転載を禁じます。 |
|
|
|
|