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ポポタムの絵本日記

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ポポタムの絵本日記

このコーナーでは、ポポタムさんの絵本日記を一家の出来事とともに、ご紹介しています。
毎週たくさんの絵本が登場しますので、欠かさずチェックしてくださいね!
それでは、さっそく今週の日記をのぞいてみましょう。
ポポタムの絵本日記 絵本を読んでおやすみなさい
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バックナンバー ポポタムの絵本日記 絵本を読んでおやすみなさい
  Illustration by Daniel Hashima


2005年2月10日(木)

だってだってのおばあさん
『だってだってのおばあさん』
佐野洋子=作
フレ−ベル館
今日はピイコとプースケのひいおばあちゃんの91歳の誕生日。絵を描きながら一人で暮らし、ときにデパートに出向いて選んだお菓子の包みを送ってくれる。子どもたちの写真を見ると元気が出るという。私たちもおばあちゃんからの絵付きの手紙を読むと力が湧いてくる。電話でお話するとき、ピイコもプースケも声がとても優しくなる。家族のなかで、とても大事な存在。

 


2005年2月11日(金)

プースケの誕生日
今日は今日でプースケの誕生日。朝からどこか得意気で、返事もさわやか、お手伝いもシャキシャキ。今日いきなり大きくなったわけじゃないのにね。時期的にバレンタインデー用のチョコレートケーキ(プレートをお誕生日のに変えてもらって)でお祝い。ロウソクを吹き消すときの照れくさい、でも誇らしいような、清々しい気持ち。私も憶えている。


2005年2月12日(土)
上履き
ピイコと大林がけんか。正確にはピイコの怠惰を大林が叱ったというのだが、母娘にありがちな口論に発展。ピイコがお風呂場に閉じこもったと思ったら……。
学校の上履きをピカピカに洗って出てきた。母への怒りをブラシにこめたらしい。

 

2005年2月13日(日)
コロボックル絵童話 そりにのったトコちゃん
『コロボックル絵童話
そりにのったトコちゃん』
佐藤 暁=作 村上 勉=絵
講談社
出張で札幌にきています。地下鉄の駅から地上に出ると、世の中真っ白。道の脇にはぼくの背ぐらいまで雪が積みあがっています。若いお母さんが、小さな子をプラスチックのソリに乗せて引いてくるのとすれ違いました。でも遊んでいるのではなくて、お買い物に行く途中だったようです。
雪が積もっているから、ママチャリはもちろんベビーカーも使えないんですね。雪の多い生活はなにかと大変そう。でもソリに乗ってお買い物は楽しそうで、うらやましい気もします。


2005年2月14日(月)
枕元本(二人分)
枕元本(二人分)
布団の中で「とーちゃん、遅いねえ」とプースケ。しまった、今週いっぱい出張だとは教えていなかった。父ちゃん子のプースケはショックで泣いてしまった。「ホテルに電話かける?」と言うと(トールは携帯電話を持たない)「がまんしてお手紙を書く」とプースケ。ハガキを渡すと字のような記号のようなものを一生懸命書いている。ピイコも「私も書く」というので見ていると「電話ください」と一言。妻か。じつは私は仕事の連絡でホテルに電話を入れている、とは口がさけても言えない。

 

2005年2月15日(火)
ぞうのさんすう
『ぞうのさんすう』
ハイネ・ヘルメ=作 いとうひろし=訳
あすなろ書房
プースケが私にしつこく「かあちゃん、何才?」とたずねる。「何才と思う?」とふっかけると「45才?」いやいや、もうちょっと下。「30才?」もうちょっと上。すると「31才?」「32才?」「33才?」と1つづつ増えていく。いい線いい線……と思っていると正解の手前でいきなり「41才?」にワープ。 今度は「40才?」「39才?」「38才?」と逆から正解に近づいていく。毎年うんちの数が1つずつ増えていき、人生の半分をすぎたときから1つずつ減っていく、『ぞうのさんすう』(あすなろ書房)を思い出す。


2005年2月16日(水)
いろいろありますよ。
いろいろありますよ。
出張で宿泊中のホテルからプースケに電話。「雪がすごいんだよ」「プースケの背より多いいの?」「とーちゃんだって埋まっちゃうよ」「それでどうして車が動けるの?」「除雪車で雪かきしてるからね」「じょせつしゃって?」……と聞かれても、電話ではうまく説明できない。「帰ったら絵本で見せてあげるよ」と言ったけど、除雪車の載ってる本あったかなあ?

『はたらきもののじょせつしゃけいてぃー』
ヴァ−ジニア・リ−・バ−トン=作 石井桃子=訳
福音館書店
 
※ポポタムさんへ励ましのおたよりやメッセージをお待ちしています!
家内制小出版◎ポポタム。大林えり子とサワダトールのユニット。子ども二人、猫二匹、金魚二匹と暮らしながら、絵本紹介の企画や編集、ミニコミや雑誌をつくったりしている。
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