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このコーナーでは、ポポタムさんの絵本日記を一家の出来事とともに、ご紹介しています。
毎週たくさんの絵本が登場しますので、欠かさずチェックしてくださいね!
それでは、さっそく今週の日記をのぞいてみましょう。 |
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Illustration by Daniel Hashima |
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『ひとりぼっちのだいだらぼっち』
沢田としき=作
教育画劇 |
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ある雑誌から届いた「今年のベスト絵本アンケート」。たくさんの中から数冊を選ぶのは本当に難しい。ただし今回はすぐある絵本が頭に浮かんだ。教育画劇のポップアップ絵本シリーズ。あれは今年の衝撃だった。

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雪の中を外に出てみる。あたり一面まっ白。景色を一変させる雪って不思議だ。子どもたちがいたら今ごろはどうなっていたか……とか、雪がきれいだと思えるのは世界を平等にするように見えるからかな、などと考えながら自転車を走らせていると、知らない間に道路の真ん中を大胆に走っていた。

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ピイコとプースケの書き初め。
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昨夜は最終の新幹線でピイコとプースケのいるおじいちゃんとおばあちゃんちへ。紅白歌合戦が大好きなピイコは眠い目をこすりながらも起きて待っていてくれた。今年もよろしくお願いします。
 
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『ねこのおんせん』
別役 実=作 佐野洋子=絵
教育画劇 |
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家族でまだ雪の残る温泉地へ。子どもたちは温泉にはあまり興味がなく、雪合戦や小さな雪だるまをつくって遊んでいた。温泉といえば……二度目の紹介になりますが『ねこのおんせん』。表紙の猫が妙に色っぽいんだナ。

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ひさびさにプースケに絵本を読む。実家にあった『はじめてのおるすばん』。私も小さい頃に読んでもらったのをおぼえている。最後のページに描かれたプリンの、カラメルソースがにじんだところを見つけたとたん、あの頃の記憶がよみがえってきた。プリンがすごくおいしそうで、食べたくて食べたくて……。

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『はじめてのおるすばん』
清水道尾=作 山本まつ子=絵
岩崎書店 |
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実家でたくさんの大人に囲まれて、思いをうまく伝えられないのか、プースケ大暴れ。「ああ、眠いんだ」とか「甘えが出てきちゃったかな」とか言われる中、ちょっと違うんじゃないかと思いつつ、ぼくはプースケを抱き上げて誰もいない2階に上がった。
暗い部屋でふとんの中で抱きかかえていると、しばらくしてばたばたけとばす足が止まって、落ち着いた声で「下に行きたい」。「あとで絵本読んでね」と言うので、お風呂の後3冊読む。『ゆかいなゆうびんやさん』(文化出版局)は、おとぎ話の登場人物に手紙を届けるという趣向の絵本。封筒になったページがあって、その中に手紙が入っているのが面白い。ぼくが絵本の表紙を持って、プースケが手紙をひっぱり出して広げる。手の中の小さなことだけど、一緒にやっている、という感じがしてぼくも安心した。

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『ゆかいなゆうびんやさん』
ジャネット&アラン・アルバーグ=作 佐野洋子=訳
文化出版局 |
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おじいちゃんが「燃えるゴミ」を燃やすかまどで、落ち葉を焚く。落ち葉をくべるのをプースケにやってもらう。生乾きの葉を燃やすと煙がでる。煙が目に入ると痛くて涙が出る。そういうのを「煙が目にしみる」って言うんだよ。焚き火の経験がないということは、こういう体験がないということだ。それは、「煙が目にしみる」という文章表現に出会っても、その意味が分からないということになるだろう。体験が失われていくと、それに託された微妙な感情表現も分からなくなっていく。もちろん新しい体験とそれにまつわる感情もあるのだけれど、やっぱりもったいないでしょ、と思うのだ。

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