今回の絵本のナレーションのお仕事を「おもしろそう」と快諾したというアルガさんは、自らも物語を作り、ラジオやウェブサイトで発表しているとのこと。
千木良:ナレーションされた絵本の、作品としての印象はいかがでしたか?
アルガレイ:可愛らしい絵にひとめで惹かれました。子供がいたらぜひ読ませたいです。小さいリスがかわいい!
千木良:ナレーションをする上で気をつけたことはありますか?
アルガレイ:ゆっくり、言葉を聞かせるように読むのが難しかったです。
千木良:この作品は音楽的要素が強い作品ですよね。
アルガレイ:そうですね。作品の肝でもある『かっとんぽっちゃり』、『ぼぼーん』といった雨音の擬音語のイントネーションも、自分がイメージしたものと作家の田沢千草さんのイメージとは、少し違っていて、それをきちんと消化できるように努めました。最終的にナレーションの出来に満足されて、喜んでいただいていると聞いて、すごくうれしかったです。
千木良:ウェブやラジオで、ご自分でも数多くの物語を作っていらっしゃいますね。
アルガレイ:自分で物語を作り出したのは中学生の頃で、誰に言われたわけでもないのに自然に始めて、以来ずっと続けています。暗い気分になったり、落ちこんで書けなくなってしまったりすることを想像すると、書けるうちにたくさん書いておこうと思います(笑)。
「物語作りは自分の中から出てくるものをとにかく形にしているという感じ」と、落ち着いた大人っぽい声で語るアルガさん。今回は作品に合わせて、やや高めの声でナレーションされたそうです。
「恋愛に関する物語なんかは、子どもができてもすぐには聞かせられないかもしれないですね」と言うと、顔をパッと輝かせてくすくす楽しそうに笑っていました。
ちなみに好きな絵本はおーなり由子さんの「幸福な質問」という作品だそうです。
少し話が変わりますが、『あめがふったら なにしてあそぼ』の音楽を担当された元たまの知久さんがさらに音楽の構成を変えてみたいとのことで、新しいバージョンもリリースされる予定とのこと。お楽しみに。 |